『every♥ing! Final Fantasia-Show 2017 ~Lesson3 輝く未来へ~』感想と『every♥ing!』と歩んだ3年間

11/26(日)、every♥ing!の卒業ライブ『every♥ing! Final Fantasia-Show 2017 ~Lesson3 輝く未来へ~』@中野サンプラザホール に参加してきました。

 

いつものごとくセットリストと共に振り返っていこうと思ったのですが、まず初めに僕にとっての『every♥ing!』というユニットについて思うところを書いてみます。

 

・every♥ing!の位置づけ

僕がevery♥ing!を初めて現場で見たのは2014年12月のアニうたXmas2014というフェス系イベントでした。ほぼ同時期位に同じホリプロ所属の大橋彩香田所あずさという面々の現場にも通い出したのですが・・・。

大橋・田所がプロ野球の一軍で活躍するルーキーを見ているようだったと形容するならば、every♥ing!の2人はファーム(2軍)で育成選手時代から応援してきた という感覚です。*1

 

・色々な所へ連れて行ってくれた

育成⇒支配下(メジャーデビュー)⇒1軍で活躍(キングスーパーライブやワンマンライブ等)の過程を共に歩んできたわけですが *2 その過程を、札幌・青森から仙台、金沢、関東各地と色々なロケーション、規模のところでそのパフォーマンスを見せてくれました。色々なロケーションや規模の所で見ると、その分『あそこの会場で見たアレ』『○○で○○やったんだよなあ』と強く思い出に刻まれやすいです。そういう意味で、every♥ing!には強烈な印象を刻み込まれました。

 

 

・知り合いのオタクが頑張っている現場

2015年春、僕が3か月だけ東京在住だった時期にやっていたゆめいろ学院校歌の『Thank you!企画』に誘って頂いたのがevery♥ing!の現場に通い始めるきっかけでした。僕は割と感情移入しやすいタイプなので、そういうオタクが身近にいる現場いない現場でイベントの見え方も変わってくるんだなあと実感したのもevery♥ing!のイベントでした。参加を後押しして頂いたことも何度もあったし、ここは感謝してもしきれないところです。

最近行っている田所あずさTrySailの現場はこういう人間関係が構築できてないなあ。閉塞的なオタクなので。*3

 

・何よりも……楽しい

現場によっては『エモ』に浸るあまり低まる、泣くなどの感情になることもそれなりにあるんですが、every♥ing!の現場に関してはただただ『楽しい』で終われるのが参加したいと思える一つの要因でした。声優、ドル系のコール、様々な文化・客層が入り乱れる感覚が死ぬほど好きでした。でもベースはあくまで声優ライブの雰囲気なんですよね。どこに行ってもこの2人のイベントは『楽し』かった思い出ばかりなので、最後の辛さがかえって増してしまった という話は後述しますが。

 

 前置きが長くなってしまいましたが、こんな感じで3年間*4一緒に駆け抜けてきたユニットのファイナルライブを、セットリストと共に振り返っていきます。

 

01.サクライロ

開幕でエリイちゃんが泣いていました。木戸衣吹さんが引っ張った前半 という見方ができたのもこの曲のこのエピソードがあってこそですね。

 

02.風を追い越したくて

爽やかな青春感×俊龍×女性2人組ユニットとかいう最強の楽曲。Aメロから4連跳びポがあるのが最高に気持ち良い。ゆいかおりとevery♥ing!が休止してしまった今、この手の楽曲はどこに行ったら聴けるんでしょうか…。

03.バンバンファイター

カラフル39初参加で、オタクたちから『バンバンは来ない』とさんざん言われていたところで引き当てた思い出深い曲。2サビ前の『背中を押してよ!』で背中押されて最前に突っ込んだのとか思い出して笑いながら泣いてしまう。その影響もあってかラスサビ跳びポ逃したのが死ぬほど悔しい。


04.ハンドスター☆彡

アルバムの中でも割と好きな部類の曲。


05.君の*Favorite*


06.パラレルアドベンチャー

サビ後半のPPPHがクソ楽しい。

 

07.希望のヒカリ

ゆめいろThank you!企画を思い出しますね…


08.心のメモリー

もっと歌上手ければなあ。

 

09.ちゅるちゅるちゅちゅちゅ

ホールの通路で歌ってくれることってなかなかないし良い体験をした。キモオタスマイルが円盤に収録されないことを願うばかりです。

 

10.ケサランパサラン

何度も現場で聴いてきた曲なので、このあたりから『1曲1曲が全て最後の一回なんだなあ』という感情が湧き上がってくる。

 

11.pupa

アース・スターのオタクなので刺さる。


12.ヒロイン

とりあえずラーメン食べに行きてえよな。


13.What is L♥VE?

アルバム新曲ではだいぶ上。39とか通ってた当初のただただ楽しいをこの日実践できた数少ない曲。


14.奏★奏Happy Tune♪

わちゃわちゃ曲なんだけどCメロがエモい。コール本眺めてて再認識したんですけど、これ広川なんですね…。


15.HELLO,NEW WORLD!!

今声優楽曲界隈でトレンド?のEDM系楽曲。声優ユニットのダンスチューンとかEDMって逆に振りコピせず見入っちゃうんですよね…。

16.水彩メロディー

歌詞は良い。


17.さよならは言わない

メジャー系のエモい曲ってライブ後半に映えるよね…。会場の照明がついて、上からなんか降ってきて…みたいな光景が容易に出てくる。サビのメロディがどっかの野球の応援歌っぽいと思ったものの最後の最後まで難の曲か出てこないし、ツイのその手のオタクも誰も言及してないので僕の思い違いか。

 

まだシングルA面曲が来てないな…?

察する。

 

18.ゆめいろ学院校歌

終わりたくない感情と共にこのイントロ。最後のラララ…、最後の出席。言いたいことは言えてないです。


19.カラフルストーリー

声優イベントに通い始めて6年。おそらく生で一番聴いた楽曲でしょう。楽しい思い出ばかり蘇ってきて結構厳しい。泣くことしかできないのも悔しいので必死で踊り、跳びました。発売から2年半ほどですが、社会人になってからの僕のいろんな場面を支えてくれた楽曲の一つです。


20.Shining Sky

イントロで涙腺崩壊。


21.DREAM FLIGHT

シングルの中だと比較的刺さりが弱い楽曲。そういう意味で曲順に助けられた部分もあるでしょう。18-21曲目が真逆とかになってたらカラフルでも一生泣くことができなかったと思います。大サビ前のアレには2013年楽天打線並の魂を込めました。

 

22.笑顔でサンキュー!

2番Aメロの『吹き出しちゃったね』が死ぬほど好きです。伝わってくれ。

 

 

最後に…

every♥ing!を3年間応援してきてこの日初めて起きた出来事がありました。 

どちらかと言えばエリイちゃん派だった僕が、木戸衣吹さんの良さみに気づいてしまったというところです。

特に序盤のエリイちゃんが無理になっているときに引っ張る姿勢、ステージ上で僕が知ってる中では一番の笑顔でパフォーマンスしていた点に惹かれました。

お互いがお互いを支えてevery♥ing!が成り立っているという事実を、最後の最後に強く印象付けられた瞬間でもありました。

そんな木戸衣吹さんの「every♥ing!は卒業するけど楽曲は残り続ける」旨の発言には泣かされました。

これを書いている今も再生ボタンを押せばevery♥ing!の楽曲が流れる事に感謝しつつ、この辺で終わっておきます。

 

*1:オタクはすぐ野球に例える。ちなみにホリプロドラ1田所ドラ2大橋を、森・則本に例えるか石山・小川に例えるかの議論は決着が見えません。

*2:最も、共に歩んできたと言えるほど現場には行っていない

*3:飲みの席でしかオタクと仲良くなれない

*4:僕が初めてevery♥ing!現場に行った『アニうたXmas2014』から起算するとちょうど3年くらい。それ以前にユニットの存在と曲は認識していました。楽曲派なので。